こんにちは。神原智己です。^_^
お盆が近づき、夏休みをとられる方も多いでしょうね。
私もその1人。
札幌の実家に帰省しています。
久しぶりに古くからの友人に会うと、話題もたくさん!
ランチでも会話が途切れる事がないほどです。
一方、特に親しくない仕事関係の人とランチ、となると、どうでしょうか。
例えば…
あなた「夏休み、とれますか?」
相手「はい、とれますよ。」
あなた「帰省しますか?」
相手「いいえ、どこにもいかず、家で過ごします。」
あなた「そうですか……」
↓↓↓
しーん ……
こんなパターンに陥り、沈黙が恐い!・・・
あるあるです。
そこで。
この会話を、長く続くように変えてみますね。
あなた「夏休み、とれますか?」
相手「はい、とれますよ。」
あなた「帰省しますか?」
相手「いいえ、どこにも行かず、家で過ごします。」
あなた「家でゆっくりと、何をしますか?」
相手「家の片付け・・・かなぁ。」
あなた「どこを片付けたいですか?」
相手「溜まっている本を整理したいから、
新しく本棚でも置こうかな、と思って。」
あなた「自分で組立てるタイプ?それとも出来上がっている本棚?」
相手「自分で簡単に組立てられるタイプがいいなぁ。」
あなた「イメージは、どんなデザイン?」
相手「北欧風の本棚が好きですね。」
あなた「北欧風のデザイン家具って、人気ありますよね。私も…」
↓↓↓
会話が際限なく続いていく。
〜〜〜〜
この二つの会話、「続かない会話」と「続く会話」には、決定的な違いがあります。
それは、「相手への質問の仕方」です。
もうお気づきの方も、多いでしょうね。^_^
・続かない会話→「はい」「いいえ 」の2択の質問
=限定
・続く 会話→「自由な答え」を求める質問
=自由
続かない 会話は、答えが、Yes. Noのどちらかに限定される質問ばかりなので、そこで話が完結。
話に広がりがないので、すぐに終わってしまいます。
また、質問される側は、一問一答式の「質問攻め」にあっている
感覚を持ちやすく、心地よくありません。
一方、続く会話は、相手の「自由な発想」を引き出す質問が、必ず入ります。
誰、どこ、何、なぜ、どんな…そのような言葉を
使った質問です。
質問者の想定外の答えが返ってくる場合も
多いので、聞く側も興味がわきやすく、話がどんどん広がっていくのです。
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ただ、この「自由」な質問にも、注意点があります。
質問される側は、頭の中で考えを巡らせなければ
ならないので、「自由」な質問ばかりだと
疲れてしまうんですね。
ですから、 「限定」型質問と、「自由」型質問を
混ぜて使う事を意識してみて下さい。
〜〜〜
では、「限定」型質問と、「自由」型質問は、
どのくらいの割合で?
それは、相手の反応をみながら 、
という事になります。
「自由」型質問が続いて、相手が「う〜ん…」と
無言で考えこんでいる様子が多くなったら、
脳が疲れている証拠。
「限定」型質問に変えてみましょう!
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このように、「限定」「自由」な質問をバランスよく相手に投げかけていくと、会話全体が盛り上がってきます。
すると、相手もあなたに興味を持ち、質問してくるようになり、お互いの、質問・答えのやりとりが相乗効果となって、あっという間に時間が経つ、
理想的な会話になっていくのです。
〜〜〜
ちょっと話しにくいな、
初対面で、どんな人かわからないな、
そのような時は、「限定」「自由」両方の質問を投げかける事で会話が波に乗ってきます。
ぜひ、意識して実践してみて下さいね。
※ 8月8日 末広がりの満月です。
会話も、末広がりに楽しく続いていきますよう、
パワーを送ります^_^